スキューバダイビングの基本情報 ダイビングライセンス取得後は?

ダイビングライセンス取得後は?①中性浮力をマスターしよう!vol.1


こんにちは、鵜澤です。

ダイビングライセンスの資格を取得後すぐにスキューバダイビングを思いっきり楽しめるのか?
もちろん個人差はありますが、ダイビングライセンスの資格を取得後に誰でもどこに行っても楽しめるものではありません。
スキューバダイビングは楽しむ為に何よりも大切なことは安全に潜れるということです。

そこでまず大切なのがダイビングライセンス講習で学ぶスキューバダイビングの基礎ダイビングスキル!
本日はその基礎ダイビングスキルの一つ「中性浮力」の話題です。

「中性浮力」とは…
水中で浮きも沈みもしない状態の浮力のこと。
息を吸うと浮いて、息を吐くと沈んで呼吸によってコントロールすることが出来る状態になります。
中性浮力が取れると、必死に立ち泳ぎをしなくても宇宙遊泳をしているのかのように水中世界を楽しむことが出来ます♪

そして「中性浮力」が出来るようになるとスキューバダイビングにおいてどのようなメリットがあるのかというと、
・運動量と空気消費量が減る。
理由は、「中性浮力」が上手になればなるほど立ち泳ぎをする必要がなくなるからです!
「中性浮力」が取れないからといって立ち泳ぎをしていると、運動量が増えて体力が一気に
なくなってしまいます。
みなさん何分間立ち泳ぎが出来ますか?
相当鍛えている方でない限り数分〜数十分で疲れてしまうのではないでしょうか?
スキューバダイビングはポイントにもよりますが潜水時間が40分前後のことが多いです。
足元が無いポイントもありますので、40分立ち泳ぎして移動するのは難しいですね。

また、立ち泳ぎをして運動量が増える=呼吸量が増えます。
呼吸量が増えるということは空気の消費量が多くなるということです。
「中性浮力」をマスターして空気消費量を抑えることが出来ればより多くの生物や景色を観察して楽しむことが出来ます♪

・海の生き物を傷つけない。
「スキューバダイビングで美しい水中世界を観察したい!」
ダイビングライセンスを取得する前に多くの方がイメージするサンゴの作り出す美しい水中世界。
残念なことにその美しいサンゴはスキューバダイバーが折ってしまうことが少なくありません。
なぜならばサンゴを観察した後移動する際に立ち泳ぎをして蹴ってしまうからです。
一見硬そうに見えるサンゴも手で触れるだけでも折れてしまうこともあります。
美しい水中世界を観察して壊して帰ってしまうスキューバダイバーになってしまったら残念ですね。

・砂をフィンキックで巻き上げない。
「中性浮力」取らずに砂地を這うように進むと砂を巻き上げてしまい、透明度が悪くなります。
チームの方はもちろん他のチームの方にも迷惑になってしまいます。
さらに水底に住む生物を蹴ってしまうことも少なくありません。

上記のような理由からサンゴが少ない場所で中性浮力を取れるように練習しましょう!
そのためにブルーアースではスキューバダイビング専用施設の「ロハスタ」をご用意しました!
真鶴と井田はとても練習がしやすいポイントなんです♪
しっかり「中性浮力」を練習してからサンゴの美しい海にチャレンジしましょう♪

次回は「中性浮力」の練習方法をご説明致します♪
東京にあるダイビングショップ ブルーアース21都立大では毎日無料相談会
を開催中です!
「水が怖い」「泳げない」という方でも大丈夫です!
みなさんのペースに合わせてダイビングスクールであるブルーアースのインストラクターがサポート致しますのでご安心ください。
皆様からのご連絡お待ちしております!

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投稿者プロフィール

赤木和義
赤木和義
1979年生まれ。福岡県出身。18歳でダイビングライセンスを取得。2002年からインストラクターとして活動。今までに初級、中級ライセンスの発行人数は1000名を越す。