スキューバダイビングのライセンス

スキューバダイビングのライセンス取得までの流れ

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スキューバダイビングのライセンスを取得するには、いくつかの方法があります。それぞれにメリットとデメリットがあるので、自分のライフスタイルや希望に合わせて選ぶようにしましょう。ここでは、いくつかの取得方法を紹介していきます!

コースに通って取得する

自分のペースに合わせて取れる方法としておすすめなのが、ダイビングスクールが行っているライセンス取得コースに通う方法です。ではどんなメリットがあるのでしょう?

≪メリット≫

自分の都合に合わせてじっくり取得ができる
会社帰りに立ち寄って短時間だけ学ぶことができます。期間の定めがないコースであれば、わからないところはわかるようになるまでしっかり質問をして取り組むことができるのです。

金額がリーズナブル
ダイビングスクールのコースに通う場合、ツアーにかかる宿泊料金や交通費がかからないため、その分費用を抑えることができます。

宿泊なしでも可能
ペットを飼っていたり、仕事の関係で長期間家を空けられないこともありますよね? そのような場合でもコース制であれば、海洋実習が日帰りでできちゃうんです!

≪デメリット≫

取得に時間がかかる場合が多い
ツアーの場合、2泊3日~3泊4日程度で取得できるライセンスですが、コースの場合は時間をかけて少しずつ勉強をすすめていくことがほとんど。ツアーに比べると多少の時間はかかってしまうのです。

ずるずると長引いてしまうことも!?
自分でしっかり学習計画を立てたり、スクール側でのサポートがしっかりしていないと、なんとなく面倒になって途中でやめてしまうというケースも多かったりするのです。「ライセンスを取得する!」と決めたら、強い意志を持って臨んでくださいね!

国内ツアーで取得する

「とにかく短時間で取得したい!」、「旅行気分を味わいながら取得したい!」という人には、国内ツアーでライセンスの取得を目指すのがおすすめです。そのメリットをお伝えしていきましょう!

≪メリット≫

短期間で集中できる環境!
2泊3日~3泊4日のスキューバダイビングライセンス取得ツアーに参加することで、その期間に集中して学科の勉強や実習に臨むことができます。

旅行気分を味わえる!
ツアーでいつもとは違う場所に行くことで、気持ちがリフレッシュされるとともに、ちょっとした旅行気分を味わうこともできます。

スタッフはみんな日本人!
国内ツアーであればスタッフ全員が日本人なので、耳慣れないスキューバダイビング用語も、分かるまでじっくり教えてもらうことができます。さらに意志疎通に困るということもありません!

≪デメリット≫

ある程度の費用がかかる
ライセンス取得費以外に宿泊費や交通費、食事代などがプラスされるため、コースに通うよりも費用がかかります。

期間が決められているので補講等が受けられない場合も……
「泳ぎに自信がない」、「プール講習で少し手間取った」という場合でも、ツアー日程がしっかりと組まれているので、補講などを受けるのはなかなか難しいかもしれません。

海外ツアーで取得する

時間が許すのであれば、海外旅行を兼ねてスキューバダイビングの海外ツアーに参加してライセンス取得を目指す方法も良いでしょう。

≪メリット≫

美しい異国の海に潜れる
海洋実習では、海外の海で日本では見られないような、特別な景色を楽しむことができます。

ライセンス取得後にそのままレジャーに出かけることも可能
滞在期間に余裕を持たせることができれば、ライセンス取得後そのままその国の海で最初のファンダイビングを経験することもできちゃいます。

≪デメリット≫

言葉の壁が問題になることも……
日本人スタッフや日本語が可能なスタッフが常駐しているショップもありますが、それでも全員が日本人というわけではありません。言葉がうまく通じない可能性もあるため、初心者で不安がある人は事前に日本語を話せるスタッフとコミュニケーションを図っておきましょう。

費用がかかる
安いツアーもあるとは言っても、コースに通う、国内ツアーに比べると費用は高額になります。

「短期間で集中して取得したい」、「旅行気分を味わいたい」という人はツアーを。自分の生活スタイルに合わせてじっくりと取り組みたい人はコース等、自分の希望とレベルに合わせて選ぶようにしてくださいね!

投稿者プロフィール

赤木和義
赤木和義
1979年生まれ。福岡県出身。18歳でダイビングライセンスを取得。2002年からインストラクターとして活動。今までに初級、中級ライセンスの発行人数は1000名を越す。