泳げない人でもできる？スキューバダイビング |

投稿者　NAUIインストラクター赤木和義

スキューバダイビングとは、器具を装備して海の中に潜ることなので、「スキューバダイビングは泳げないとできない」と思っている人がたくさんいるのでは？
しかし、実のところこれはそうとも言い切れないんです。「泳げないけど、スキューバダイビングに興味がある！」という人、諦めるのはまだ早いかもしれませんよ！

「泳げない」とは何か

まず、漠然と「泳げない」と言っても、いろいろなタイプがありますよね。自分がどのくらい泳げないのかということを、その原因とともに考えてみましょう。

少しなら泳げるが、何十メートルは泳げない

このタイプの人の場合、原因はふたつ考えられます。

息継ぎができないため、息が続くところまでしか泳げない
体力がないため、途中で疲れてしまう

これらは、どちらもスキューバダイビングの障害にはならないのです。
スキューバダイビングの場合、空気は呼吸装置から送られるため、息継ぎは基本的に行いませんし、体力に関しても、泳ぎを補助してくれる器具を身に着けることでかなり改善されるのです。

体が沈んでしまう

スキューバダイビングは潜水ですから、常に浮いている必要はありません。ただ、体に不要な力が入ってしまうと水中で身動きが取れず危険なので、これは改善する必要があります。

水が怖い

このような人は、まず水への恐怖心を克服しましょう。「水が怖いけどスキューバダイビングをしてみたい」という場合は、まず、水に慣れるところから始めてみませんか？

泳げなくてもライセンスは取れる？

泳げなくてもライセンスを取れないことはありませんが、最低限の泳力を持っていたほうが安心です。
なぜかというと、水中で器具が外れてしまったり、トラブルになって使えなくなったりした場合に、命に関わるような大事故に繋がってしまうからです。
スキューバダイビングは、安全性には十分すぎるほどの配慮をした上で行われますが、何かあった際に対処できる地力は安心のためにも必要なのです。

泳げない人は結局どうしたら良いの？

ダイビングライセンスを取得するためのスクールは、いくつもあります。
その中でも、特に個人個人の特性に合わせた講義をしてくれる自由度の高いスクールを選びたいですよね。
受講する際には、「泳げない」ないしは「泳ぎに不安がある」ということをきちんと伝えておくようにしましょう。
スクールの講師はプロですから、息継ぎのコツや、力の抜き方、楽な泳ぎ方などを教えてもらえます！